待って!それは気分障害でもなく不安障害でもなくHSPかもしれません!

今流行りのHSPですが、双極性障害などの気分障害うつ病などの不安障害と誤診されやすいとされています。

 


それぞれの特徴として、双極性障害(躁うつ病)はあるときは人が変わったかのようにテンションがあがり、高い買い物をしてしまったり、いきなり会社を辞め独立開業をしてみたりと、やることが派手になります。

 


うつ状態になると今までできていたことが急にできなくなり、落ち込み、最悪の場合自殺念慮に至ってしまったりします。

 


うつ病の場合、仕事にも意欲的で前向きな人がいきなり何もできなくなってしまい、落ち込み状態に陥ります。こちらも最悪の場合自殺念慮に襲われます。

 


これらはほんの一部でしかありませんが、HSPの特徴として、周りの影響を受けやすい傾向があります。

 


身近な人が元気な状態であると、自分も元気になり、身近な人が落ち込んでいると、自分も落ち込み気味になります。また、周りの様々な音にも敏感に反応します。その音の種類によっては体調を崩してしまう人もいます。

 


これもほんの一例ではありますが、気分障害、不安障害、HSPには共通する部分が多くあることがわかります。

 


気分障害、または不安障害だと思って病院にかかっても先生はHSPだと思ってもお金にならないため、気分障害、不安障害と誤診するケースがあとをたちません。

 


最悪の場合、飲まなくてもいい薬を飲まされ、逆に体調を悪化させることにも繋がりかねません。

 


HSPは病気ではありません。

 


瞳が黒い、茶色い、肌が白い、茶色いといったことと同じことであり、「個性」なのです。

 


私の場合、昔から周りの目を気にしたり、周りのテンションに左右されやすい傾向がありました。

そのことから、HSPであったと推測されましたが、大人なってからはギャンブルに借金をしたり、高い買い物の衝動買いや気分の波が激しいことがありましたので双極性障害ADHDと診断されましたが、やはりHSPから不安障害、気分障害への「うつり」はしやすいものなのだと体感しました。しかし、その一方で仕事だけは意地でも休まないという強者がいます(私の妻ですが(笑))

同じ双極性障害ADHDと診断されているのですが、妻だけは絶対仕事を休むことなく行くことができるのです。ただ、ADHDの特徴である注意欠陥のほうに該当し、忘れ物は激しい傾向はあります。それでも私は仕事を休みがちなのに対して仕事を休まないという気持ちは夫ながらすごいと尊敬しています。

 


HSPは誤診されやすい特徴がありますが、これが少しでも色々な人に周知され、理解が得られることを心から願ってやみません。

 

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